アフィリエイト広告を利用しています

PTA退会しました|私の体験談と実際の退会届公開します

うちの地域では、11月からPTA役員選考会が始まりますが、選考会への出席って気が重いですよね( ゚Д゚)

最近では、PTAは任意の団体で入退会は自由だということが知れ渡り、入学と同時に加入しないと決める方も年々多くなっています。

学校によって、しくみや細則は、まったくと言っていいほど違い、本当に様々。
乳幼児がいたり、シングルの人が免除を受けられるケースもあれば、うちの学校のように本人が病気療養中であったり、介護中でなければ認められないとか。


その学校のPTAのしくみや細則なんて、実際に入ってみないとわからないものです。
だからこそ一度は経験してみては、と個人的に思っていますが、入退会は自由ですから「入りません」という意志ももちろん尊重されるべきです。


そこで、退会や非加入を届け出る際に、私が実際に提出した退会届が参考になればうれしいです。

私がPTA退会を決めた2つの理由

①転校生には厳しい制度

子どもが通う小学校では児童1人につき、1回は役員をやらなければならず、児童数が多くないので、皆に1周した後は2回目も回ってきます。


我が家は高学年で転入したので即、役員をやらねばあかん状態。
心の強い方は異議を申し立てることもできるかもしれませんが、あの雰囲気の中では、なかなか難しいかと。
実際引き受ける方がほとんどです。
何もわからない状態でも、否応なしにやらされます(笑)


次の年は下の子でも役員をやらねばあかん状態だったので、まあ仕方なく引き受けました。


また次の年。
うちの学校は役員選考の前に、書面で役員免除の申請を提出できるんですね。
重い腰を上げて文書にまとめましたよ~(-_-;)
引っ越して来て、3年も連続して役員はやらないよっていう意思をつらつら書き綴り。
提出してみたのですが、却下される(-_-;)


どうやら病気と介護以外はすべて却下されるらしいです(笑) 


執行部とは2往復くらいやり取りしましたが、最終的な回答は、規定にないものは、クラス全員の前で、理由を述べ、了承を得る必要があるとのことでした。

おぽん
おぽん

できない理由を皆の前で言い、それは果たして了解が得られるのか、わからない。ハハハ・・・

こんなことをやるまでもなく退会しようと思いました。


過去の話で、了承を得られなかった話を何件か聞いていましたし、単純に皆、自分が回避したい気持ちだけで、他人にやって欲しい気持ちしかない。
他人のことなんて、同じような経験をしない限り、理解なんて難しいです。。。

②高学年保護者の負担が大きすぎる仕組み

こんな誰もがやりたくないPTA役員ですが。
低学年のうちは、皆こぞって立候補し、争奪戦になります(笑) 
そして高学年になれば逃れるのに必死。
この差がバカバカしく嫌気が差して、争奪戦には加わる気にもなれませんが…

実際入ってからじゃないと、どんな役員が何人いて、高学年保護者の負担がこんなに大きいのか、などは私も最初は全くわからなかったです。

転入以来、ずっとおとなしく(笑)受け入れてきたけれど、自分の中でもうこれ以上はない!というラインを超えてしまいました。


しかし、どんな場合でも役員選考会には参加しないといけません。
それならば、と選考会の前に、退会届を提出しました。

非会員は記念品がもらえなかったり、差別があるなんていう話を、よく都市伝説のように聞きますが、それも覚悟の上でのことです。


よく、「一身上の都合により」という理由にする方も多いですが、曖昧な書き方は嫌なので、自分なりの理由を書きました。


提出は子ども経由で、PTA担当の先生宛に、そして会長さんに渡していただくようお手紙を書きました。

役員免除の申請ができるのであれば、まずは提出してみるのが、ファーストステップ!

受け入れられるか否かは、その学校の細則や執行部メンバーによるところが大きいですが、まずは一歩、踏み出してみてはいかがでしょうか。

PTA退会後、後日談

特に揉めもせず、無事PTAを退会できて、ホッとしていたのですが、新学期が始まり、しばらく経ったある日、校長先生から電話がありました。

会長さんも交えて話し合いの場を持ちましょうとのことで、学校に行くことになりました。

結局の話、たった1年で総入れ替えになるPTAですから、私がなぜ退会したのかなんて、詳細には伝わっていませんでした。

私もそうでしたけど、毎年みんな何も知らないところから始まる、素人の集まりです。
それはPTA会長とて同じ。

話し合いの場では、退会を取り消してもらえないかという提案がありました。
退会した前例もなかったようで、会長さんにしても、退会者をどう扱っていけばいいのだろう?って困惑しますよね。


例えば卒業式のコサージュや記念品だって、会費を払っていない1人に対して、どういう対処をしていけばいいのか考えなければなりません。


既に退会者への対処の仕方が確立されていれば、スムーズに辞められるのではと思うんですけど。
ここは学校によって、大きく違うところかと思います!


退会しにくい理由、PTA会費の徴収問題

学校のPTAが会費を集めている場合は、辞めやすいと思うのですが、うちの地域は、近所の保護者(班長さん)が1軒1軒、集金して回るんですよ。


毎年替わる、班長さんに事情を説明せなあかんという煩わしさ…めっちゃ面倒でウンザリ( ゚Д゚)

ちなみにうちの地域はPTA全加入で、さらに地区の子ども会も全加入。
別に強制されたわけでもなく、皆疑問に思うこともなく、加入しています。
(←疑問には思ってるかもしれないけど、非加入はもっと面倒って感じ?)


なのでPTAを辞めたところで、子ども会はどうする?っていう話です。毎年毎年、各所に話をしていくのか?
面倒すぎる…気が遠くなりました。
いやー田舎はホント面倒です。


まぁ、それも覚悟で退会を選んだのですが…(-_-;) もう新年度の役員選考は終わっているし、退会を取り消してもらえないかというお話をいただき、そこを「どうしても絶対に退会します!」という確固たる強い意志は、私の中にはなく。


上記の煩わしさなんかを総合的に考えて、結局PTAに出戻りました。


学校単体のPTAなら辞めてられたと思うんですけどね。
田舎の地域の結びつきの強さの前に、なんだか力尽きたという感じです(>_<)



PTAはそうそうに変われない

たった1年で交代する会長はじめ役員陣。
大抵の方は、下の子の時にやらなくていいよう、免除を得るためにやって、1年乗り切れればいいなと思っている人がほとんどではないでしょうか。


改革していきたい!とそこまでの志を持って立候補する方って、そうそう出てきません。
たった1年では、既存の仕事をやってみるだけでも手一杯のはず。


近年、コロナを機に活動が縮小していて、過去のようなPTA活動は必要ないんじゃない?って大多数の人が思っていると思いますが、PTAのしくみを変えていくのって、ものすごい労力がいるんですよね。


大抵は、制度の見直しまで手を付けるのって大変ですから、そこは触れずに1年の任期を穏便に済ませたいと思っちゃいますよね。
よほどの志を持った人でない限り。


そんな中、改革をしているPTAをたまにネットニュースなどで見かけます。
役員制度を無くし、都度ボランティア制にして、とてもうまくいっているなんて話を聞くと、すごいなぁと思うと同時にうらやましい(^^♪


1年通しての役員は無理だけど、できる時には手伝いますという制度なら、都合があえば協力したくなります。

https://toyokeizai.net/articles/-/501165

東洋経済ONLINE 義務感、強制感ゼロ「PTAをなくした」学校の実際より

実際に役員をやってみて

私もクジで引いてしまって、PTAとは別団体の会長をやりましたが、これをやることになって後悔しているかと言われれば、1ミリも後悔はありません。
その仕事が存在する中で、毎年、誰かがくじ引きでやっているという現実。


もちろんクジ引きで、うまく逃れていたら、その中身も知らずじまいでした。
行事のために文書を作ったり、会議を召集したりということが、何十年も前から脈々と受け継がれてきて、その組織は存続してきたわけです。

クジで選ぶくらいなら、もう廃止しちゃえば?と思うけど、規約を変えていくのも大変(*_*) 
だからなかなか変わっていかない。
私の代でも仕事を減らそう、と動きましたが、町内会とも連携していたりするので、一朝一夕に自分が思うようには変えられませんでした。


それでも誰かが動かなければ始まらないし、改革の波も作っていけない。


志の同じ人が複数集まって、改革を進めていけたらベストなんですが、実際はじゃんけんに負けた人の集まりだったりするので、そこも難しいところです。

私にもまた、確実に役員が回ってきます。
その時はできる範囲で、声を上げていきたいと思います。

まとめ

最初から入りませんという意志ももちろん尊重されるべきです。
私は子どもが入学する前に、まったくそこまで気が回らなかったので、強い意志をもって「非加入を選び」「実際に行動する」という方は、よく考えているな、と本当に感心します。


一方で先入観だけで判断しないで、一度、自分の子が通う学校のPTAというものを体験してみるのも悪くないと思っています。


できたら理事など意見を出せる執行部を実際やってみて、やっぱり納得できなければ、その時は辞めたらいい、そんな感じのスタンスでいいと思いますよ。


なんと言ったって、PTAは入退会自由な団体なので、いつだって辞められるんですから。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ブログ村に参加しています。書き始めたばかりの初心者ですが、この記事がいいねと思っていただけたら、ポチっと応援お願いします!

にほんブログ村 子育てブログ 三人目以降育児へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代 自分らしさへ