赤ちゃんを抱っこで寝かしつけていて、ようやく寝たなと思い、布団に寝かせると、途端に泣き出してしまう。「また振り出しやー!」「何やったん?今までの時間…」ってガックリきたこと、多々ありますよね。
この頭を悩ませる「背中スイッチ敏感すぎ問題」、多くのパパママが共感する、育児あるあるですが、理化学研究所が赤ちゃんの寝かしつけのポイントを発表したと、9月15日のスッキリで放送されました。
あの理研で、そういう研究もしているのか、と興味深く見入ってしまいましたよー。
ポイントはたったの2つ!紹介していきます。
寝かしつけのポイントは、輸送反応を利用した5分間の抱き歩き
もともとほ乳類の赤ちゃんには、運ばれる時におとなしくなる反応(=輸送反応)が備わっているそうです。
これは運ばれている時に泣いたり、騒いだりすると、外敵に気付かれて危険な状態にさらされてしまうため、親が運びやすいように協力する反応だと考えられているそうです。
こんな力を私たち人間も持っているんですね!
進化の過程で枝分かれしてきたけれど、私たちも犬やライオンと同じほ乳類で、ルーツは一緒なんだよな…と改めて思っちゃいました。
ただ抱っこをして5分間歩き続けるだけ。眠くて泣いていた赤ちゃんの多くは、この輸送反応を経て寝てしまいます! 確かに車や電車に乗っている時の微かな揺れは、大人でも眠たくなります(-_-)zzz
運ばれる時におとなしくなるって、なんともカワイイ反応ですね
抱き歩きの時のポイント
- 赤ちゃんの頭・体がぐらぐらしないようにしっかり支える。
- 不必要に立ち止まらない、向きを変えない。一定ペースで淡々と歩く。
- 歩幅は小さめ。走らない。ジャンプしない。
一番のポイントは、座って待つこと
寝たなと思ったら、いつもですと、このまま寝てくれよーっと、そーっと布団に置いて寝かせようとするところですが、この後がポイント!
それは眠りが安定するまで、今度はいすやソファに座って5~8分待つこと。
この間に深い眠りに入り、布団に置いても赤ちゃんが起きずに寝かしつけ成功!となりやすいのだそうです。
何気なくスマホを見ていたら、8分くらいすぐ経過してしまいそうです。
アプリの開発も
理研では今後、アプリの開発にも取り組んでいくそうです。
例えば赤ちゃんの足首で心拍を計測して、睡眠や覚醒を予測してくれるといったイメージのイラストでした。
抱っこして歩いてみましょう。
あと〇分歩きましょう。
眠りが安定するまで待ちましょう。
こんな風にアプリが最適な育児行動をアドバイスしてくれる、そんな未来も近いのかもしれません。アプリの指示通りに行動して、うまくいかなかった時は「何でー――っ!」ってイライラしちゃうかもしれませんが。
まとめ
5分抱っこして歩くので、月齢が大きくなってくると、この方法も使えなくなってしまいますが、大きくなっても寝たなと思った後、密着したまま深い眠りに入るまで5~8分待つというのは、引き続き使えるワザですね。
私も寝かしつけには散々苦労してきたので、子供たちが赤ちゃんの時に、こんな人間の行動原理を知っていたら、どうだったんだろうと思ってしまいました(-_-)遠い目
寝かしつけが成功した時って、めっちゃ嬉しいですよね~。これから活かせる方がちょっと羨ましい。
もう一度、赤ちゃんの寝かしつけをやってみたくなりましたが、今は周りにいないので孫が出来た時は、おばあちゃんの私が、前のめりにしゃしゃり出て、試してみたいと思います(*^^)v
乳幼児のいらっしゃるパパママは是非!この方法を楽しみながら検証してみてくださいね。
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